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Wさんの言葉 [仕事日和]

昨日「助産雑誌」4月号が届きました。
今月の「Motherへのまなざし」は横浜の山本助産院・山本詩子さん登場です。
「いのちのささやき」タイトルは 清らかなエロス
この写真は実は山本助産院でお産された方です。リンクしています。

さて、お届けに際していつも小さな挨拶文が入っており、
そこには手書きのメッセージが書き込まれています。
今月は 格別なメッセージ。。。
先日「助産雑誌」を離れられたWさんからのものです。
「宮崎さま
毎月遅れずにお原稿をいただき、きちんとした方宮崎さま。 ー後略」

読んだ途端、うれしくなりました(爆笑)↑<実は自称ルーズな性格>
なんて簡潔な褒め言葉!! 最高の言葉でした。
(別れ際にこういう言葉をプレゼントしていただいたこと
そのことに感動し、自分も見習いたいと思いました)
思えば、2010年秋につくばで開かれた助産学会でWさんと久々の再会。
そこで、なにげなくお話しした「いのちの響き」の続編をやりませんか?との
リクエストに応えて下さったのが連載「いのちのささやき」のはじまりでした。
あの時あの場であの時間にWさんとお会いしていなければ連載は始まっておらず
また写真集「Mother」も生まれていなかったでしょう。
しかもそこには山本詩子さんもいっしょにいたのです!
人生とは不思議なもの 
人との出会いが道を方向付けてくれるんだなあと思います。
Wさん ありがとうございました。
暑い夏に一緒に取材に行ったこと 一緒にお茶したこと 楽しかった‥
心から感謝しています。どうぞお元気で 新しいすてきな人生を!

長崎新聞「どがんね?」インタビュー掲載 [仕事日和]

3月11日の長崎新聞12面東京福岡ネットワークページの
「どがんね?」コーナーにインタビューが載りました。
大雪の翌日に銀座8丁目の東京支社にて大場記者に受けたインタビュー
2冊の写真集の紹介と共にすてきにまとめてくださいました。感謝 ♡

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以下内容を少しだけ紹介
「母と子の出会いの瞬間を大切に伝えたい」
 助産師や家族の協力を得て出産に立ち会い、生命誕生のシーンを
撮影してすでに25年ほど。近年「マタニティーヌード」も増えたが、
宮崎さんの作品はこの分野では数少ないドキュメンタリーで、孤高と
もいえるリアリティーをたたえる。
 ーーー中略
 エッセーで「幾万年とつづいてきた いのちの仕組みを 女たちは
身体の記憶にきざんでいる」とつづる。
撮影は「生命の神秘」に迫る営みでもある。



「お産を語る」大野明子対談集 [仕事日和]

産婦人科医大野明子さんの新刊 対談集が発売されました。

お産を語る 大野明子対談集

お産を語る 大野明子対談集

  • 作者: 大野 明子
  • 出版社/メーカー: メディカ出版
  • 発売日: 2012/02/27
  • メディア: 単行本


大野先生とはもうずいぶん長いおつきあいをさせていただき
名著「分娩台よ、さようなら」をはじめ「子どもを選ばないことを選ぶ」(メディカ出版)
「お産と生きる」(メディカ出版)などで表紙や本文の中に入る写真を担当しています。
また「いのちを産む」は共著というかたちで学研から出版されました。
分厚い本ですが、明日香医院のお産を10年に渡り撮り続けた
自然なお産の記録写真集ともいえるべき本です。
それらの本は版を重ねて実にたくさんの方に読み継がれています。
また大野先生は先日来日したフランスの産科医ミシェル・オダン博士の
「プライマル・ヘルス」を訳された方でもあるんですよ。
今回出版された「お産を語る」は5組のご夫婦に大野先生がインタビューをして
「なぜ、自然なお産か」を産む人の言葉から導き紡ぎ出した
素晴らしいご本です。これから出産される方
周産期医療に携わる方 医師や助産師になろうという方
誰が読んでもきっとおもしろいと思えることまちがいなしです!
語り手のご夫婦はバイオリニスト、ミュージシャン、声楽家
女優、小児科医とその道の一流の方々でとてもステキな方達ばかり。
私は「お産と生きる」同様にすべてのインタビューに同行させていただき
表紙とご夫妻の写真を撮影担当しています。
書店にももう並んでいるのではないでしょうか♡
かわいいニンプさんのモノクロ写真を目印に見つけて下さいね。


長崎新聞東京支社と吉宗へ [仕事日和]

今日は晴れましたね! 雪もだいぶとけていて所々歩きにくいところもありましたが
午前中スムーズに新橋まで。
駅から5分ほど歩き長崎新聞東京支社にお邪魔いたしました。
応接室にて1時間ほどインタビューを受け
最後に「Motherいのちが生まれる」と「NICUのちいさないのち」
2冊を手に記念撮影。3月11日(日)に掲載予定だそうです。
そういえば顔写真が載るのは初めてですね。
長崎の同級生たち見てくれるかな?
いつか長崎でも写真展ができるといいのですが。

で、終わったのが11時半。朝食抜きだったのですぐに地下の「吉宗」へ
http://www.ginza-yossou.jp/
茶碗蒸しと蒸し寿司のセット「夫婦蒸しセット」(1530円)を注文しました。
これ、長崎に帰ったら必ずと言っていいほど食べるんですよね〜
満腹で家に帰り、気持ちを切り替えて、締め切りが遅れていた
助産雑誌の「いのちのささやき」一気に集中して写真を決め文章を書き、先ほど完成。
けっこう毎月はらはら綱渡りのような日々を過ごしています。
(そうは見えない?? ですか)

東京は雪 [仕事日和]

天気予報通りに朝起きたら雪が積もっていました。
撮影があったので登山用のG.T.ホーキンスを履いて行きました。
仕事で長靴が無理な時はこの靴はとても便利で
海外やハードな撮影の時によく履いて行きます。
さて、行きはまだ雪がとけておらずよかったのですが
帰りは道路がシャーベット状態。歩くのがたいへんでした。

明日は銀座8丁目にある長崎新聞東京支社でインタビューを受ける予定。
写真集が発売された際に本を紹介してくれたのですが
今度は人物紹介をして下さるそうなんです。
東京支社は長崎センタービルというビルにあり、
地下に茶碗蒸しで有名な「吉宗」があります。
せっかくなのでお昼は茶碗蒸しにしよう!

駅までの道 今晩きっと凍ってしまいますね。
滑らないように気をつけないとね。でもちょっとやっちゃいそう、、すーっと(笑)
みなさんもどうぞ雪道にお気をつけて

お産カーニバルのサイン会で記念写真 [仕事日和]

12月に入ってしまいました。
原稿に追われ、暗室プリントに追われ、、、
こんな時はアイロンがけをします(笑)
シャツにピシリとアイロンをあてる、、背筋をしゃんと正座!(畳の上で)
服と一緒に気持ちにもアイロンがかかります。
わたしのおまじないなんだ。

先日江ノ島で行なわれたお産カーニバルですが
実行委員会の齋藤助産院のみなさんからメールが届きました。
400〜500人の来場者があったとのこと!
盛会だったのですね〜〜
ただ今、齋藤助産院のサイトにサイン会した皆さんとの記念写真が載っています。
ぎりぎりセーフで駆け込んだ私に、暖かい愛の手を差し伸べてくださった
齋藤さん、助産師の皆さんありがとうございました!
http://www.netlaputa.ne.jp/~umu-umu/
こちらは私のカメラの別バージョン
キュートなママは「Mother」にも数枚載っています。。
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江ノ島からの帰り道。夕陽がきれいでした。またゆっくり江ノ島ぶらり旅をしてみたいな。
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ネオネイタルケア12月号のいいお話し [仕事日和]

先日届いた、今年最後のネオネイタルケア12月号。
カンガルーケアをしているお母さんは「NICUのちいさないのち」71Pのお母さんです。
愛育病院での撮影もこの号でおしまいです。2012年度1月号から1年間
聖隷浜松病院の赤ちゃんの写真になります。
さて、今月号あるページで手がとまり、読み進むうちにとても感銘を受けた文章があります。
それは仁志田博司先生(東京女子医科大学名誉教授)の連載エッセイ
「新生児医療に生きた人々」の最終回で
タイトルはー新生児仲間にエールを送り続けた出版人:長谷川良人ー というものです。

これまでもこの連載は興味深く読んでいたのですがフィナーレにふさわしく
味わいのあるエッセイで、ありがたく読ませていただきました。
長谷川良人氏は私が「NICUのちいさないのち」「ベビーサイエンス」の出版で
お世話になったメディカ出版の前社長さんで残念ながら10年前に他界されました。
写真をたくさん掲載頂いている大野明子先生の「分娩台よ、さようなら」
「子どもを選ばないことを選ぶ」「お産と生きる」などの本も
メディカ出版から出されています。

長年とてもお世話になっているはずなのに、設立者である前社長のことは
私、あまり知りませんでした。
ネオネイタルケア25周年と写真集刊行記念で写真展をさせていただき
ベテランの編集者Iさんとお話しした時にたまたま前社長のことが話題になったのです。
「周産期医療には特に強い思い入れがあった、、」と聞いて
そうなんだ〜とその時納得した感がありました。
仁志田先生の文章は前社長と生前親交の会った方へのインタビューなどでその人間像に迫り
エピソードや歴史を織りまぜ、見事に長谷川良人という人間を描ききっていました。
気骨のある素晴らしいお方だったんだなあと思うと同時に
新生児医療に情熱を傾け、自己を犠牲にしつつ今を築いた医師たちの熱い熱い
闘いをも垣間みた思いがしました。
その意志を現在の社長さん(奥様)が継がれて、編集部、販売営業部のみなさん
心を一つにしてお仕事なさっているんだなあと思いました。
ちょっと感激しました。♡



語り合うこと [仕事日和]

今日は朝からお産撮影で出かけておりました。
こんな日は気持ちがピュアになるというか、高揚しています。
赤ちゃんが生まれた後、上の小学生のお姉ちゃんと5歳の弟は
赤ちゃんがかわいくてたまらず、かわいい、かわいいを連発。
ふたりで赤ちゃんを抱きしめ合うのです。
家族のスタートがそんな風に温かなものであれば、乳児や子どもの虐待など
ありえないだろうになあと、ふと思いました。

昨日は「赤ちゃんとママ」の取材があり
これまでの写真撮影のこと、お産のこと、これからのことなど
お話をしてきました。じっくりと聞いて下さったNさんありがとうございました。
私のいいまわしはわかりずらかったと思いますが(笑)原稿上がるのが楽しみです。

そして夜は矢島助産院の矢島床子さんと夜景を見ながら語り合いました。
長いおつきあいの中でいろんなことを学ばせていただきました。
矢島さんは信念のある本当にすてきなお産婆さんです。
たくさんの若い助産師が矢島さんのところから羽ばたいてゆき
今も東京だけでなく全国で活躍しています。
そんな矢島さんのことをこれからも応援したいと思います。
途中からご主人も合流し、さらにお産の話で盛り上がりましたが
いろんなことを話しているうちに気づかされることも多くて
とても有意義なひとときでした。
写真家としての立ち位置や、「Mother」の写真についても鋭いまなざしで
追求され、お産談義、写真談義たいへん新鮮で楽しかったです。
おふたりには心から感謝しています。
インターネットも普及し、会わずにおしゃべりもできてしまう時代ですが
肩を並べちょっぴりお酒を飲みながら静かに語りあう時間は格別です。
大人にはやっぱり、そんな時間が必要ですね。神さまからのご褒美でした。

赤ちゃんとママのインタビュー [仕事日和]

今日はいいお天気。庭には赤い椿が花を咲かせています。
午後からカフェ・スローへお出かけ予定。
雑誌「赤ちゃんとママ」のインタビューを受けます。
「Mother」と「NICUのちいさないのち」についてのお話。
これから出産する若いお母さんやご家族に、どんなことをお伝えできるでしょうか。

りんごの木のメッセージ [仕事日和]

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りんごの実がどんどん増えてゆき、最終日には木がかくれてしまうほどに。
たくさんのメッセージは選んだものを誌面で紹介するそうです。
あなたが書いてくれたものは果たして??
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学会と写真展ミニ報告 [仕事日和]

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2日間があっという間に過ぎました。おかげさまでたくさんの方に写真展を
見ていただき「NICUのちいさないのち」も爆発的に売れています。
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プレゼントのポストカードIMGP0164.jpg
メッセージを書いていただきボードに貼ってゆきます。IMGP0161.jpgIMGP0167.jpg
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↑喜びのあまり先生と腕を組んでしまったワタシ(汗)
日本未熟児新生児学会理事長で名古屋市立大学学長の戸苅創先生と。
「ベビーサイエンス赤ちゃんはすごい!」の写真を担当し
一緒に出させていただいた先生です。20年ぶりくらいの再会に大感激!

さて、いよいよ今日は最終日。これから行ってきます!
ぜひ写真を見にきて下さいね。今日は3時半くらいには片付けにはいります。

「がんばれ!! 小さき生命たちよ」 本とブログのこと [仕事日和]

先日は無事に2012年度のネオネイタルケア表紙撮影終わりました。
浜松で宿泊したのはホテルの44階でした。
夜景がとても美しかったです。そしてうなぎが大変美味しかった(笑)
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さて、昨日は朝一番で「Mother いのちが生まれる」の印刷立ち会いのため
両国まで出かけました。
何度かの色校正でかなり希望を盛り込みましたので、いい感じに上がっていました。
本の完成は11月10日だそうです。
待ちどおしいですね〜〜 この1年はあっという間に過ぎてしまい10月も残りわずか。
まだ振り返るには早すぎますが いろんな出会いがありましたよ。
そして今また 新しい仕事にも取り組みながら毎日を過ごしています。 

「NICUのちいさないのち」写真とエッセイのコラボページ最後を飾るのは(P130)
神奈川県立医療センター新生児科の豊島勝昭医師の言葉です。
本に掲載のエッセイはネオネイタルケアの巻頭エッセイから抜粋されたものが
ほとんどですが、豊島先生の言葉はブログ「がんばれ!! 小さき生命たちよ」
http://blogs.yahoo.co.jp/nicu_sp25 の中から選ばれました。(2011 6.11)
このブログの趣旨は以下のように記されています。
 新生児医療(NICU)で頑張る皆さんを応援します。
 また、NICUが抱える問題について皆様へメッセージとしてお伝えします。

ぜひこちらの本も手に取っていただけたらと思います。

がんばれ!!小さき生命たちよ―村田修一選手と閏哉くんとの41ヵ月

がんばれ!!小さき生命たちよ―村田修一選手と閏哉くんとの41ヵ月

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: TBSサービス
  • 発売日: 2010/09
  • メディア: 単行本


「NICUのちいさないのち」もこのブログで紹介していただきました。
豊島先生ありがとうございます。。
http://blogs.yahoo.co.jp/nicu_sp25/11342141.html