SSブログ

石川鷹彦さんのギター [音楽・アート・イベント]

12月の雨はしんしんと冷たくて寒い。
カサカサな手もかじかんでしまいます。
あっというまに12月がやってきました。しかももう9日!
だだーっと月日が過ぎてゆきます。毎年師走はこんなものでしょうか。

そんなある日、お産を待ちながらあるギタリストのコンサートへ
ふらりと出かけました。
石川鷹彦さん 知っていますか? 名前を知らずとも彼が奏でるギターの音に
魅了された人は多いはず。
特に私の年代、いわゆるフォークソングが流行った頃の
数々のヒット曲のアレンジや演奏を手がけた伝説のギタリストで、
六文銭のメンバーでもありました。
ギターを弾く人なら誰もが良く知っている。
アコースティックギタリストの草分けであり、巨匠といわれる方です。。
よしだたくろうの「元気です」「今はまだ人生を語らず」をはじめとした
アルバムレコーディングの仕事は数しれず
シングルに至っては驚くほどたくさんの名曲に関わり
その美しくも重厚なギター演奏でアーティストを引き立ててきた立役者です。
南こうせつとかぐや姫の「神田川」 風の「22才の別れ」
布施明の「シクラメンのかほり」バンバンの「いちご白書をもう一度」
イルカ、アリス、カイバンド、さだまさし、中島みゆきに長渕剛の楽曲などなど。
そのイントロはほとんどの日本人が耳にしてるのです。

けれども、そんな輝かしい経歴の石川さんのお名前を私が認識したのは
わずか数年前。
古いレコードを手元に取り寄せ眺めるうちに、あれ?と気づいたのでした。
ギター:石川鷹彦 
大好きだった森田童子の「マザー・スカイ」や「ボーイ」のアルバムにも
その名前がしっかり刻まれていたのです。
う〜〜ん、その時すべてのなぞが解けた!?
私を魅了していた楽曲たちの要に石川さんのギターの音が隠されていたのです。
そうか、そうか、若かりしあの頃何時間も飽きずに聴いていた曲たち
あ〜、私は石川鷹彦さんのギターに魅了されていたんだなあって
何十年も経った後に、ふと気づいた瞬間でした。

そんな石川さんの生のギターをついについに聴くことができたのでした。
ありがたきシアワセなのです。 

WORDS Best~KAMUY~

WORDS Best~KAMUY~

  • アーティスト: 石川鷹彦
  • 出版社/メーカー: アブソリュートレコーズ
  • 発売日: 2008/05/07
  • メディア: CD


石川さん、とっても渋くて素敵な方でした。おしゃべりも卓越で
身震いするほど素晴らしい演奏をたくさん聴かせていただきました。
ほとんどがオリジナル曲でしたが、懐かしいよしだたくろうの「リンゴ」
ボブディランの「Don't think twice It's alright」は歌付きでした。
しばらくは暗室も石川鷹彦ワールドで染まりそうです。
コメント(0)  トラックバック(0) 

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0