ウテキアニにて 2

いつもここちよい風が吹き抜け、来る人を魅了するウテキアニ
あまりに居心地がよくて、いつも帰るのがいやになってしまうほどです。
写真はランチタイムで、バルコニーでお弁当をひろげる小笠原父島組と長野Midwife組

ここは分娩室です。カラフルなハワイアンプリントに迎えられご安産できそう
アイヌの青木愛子ばばの魂がお産を見守ってくれます

さゆりさんの顔、ずっと見てきたけど、近頃ほんとにいい顔になってきたなあと
しみじみ思います。
女であり、母であり、巫女でもある。
そして、Midwife、助産婦。

彼女の顔を見ながら私はあるものを思い出していました。
ホクレア号にくくり付けられていた、TIKI 木彫りの人形のことです。
女性の方の人形は見えないものを見る力があるとされ、航海の立会人として
お守りのような役割を果たしていたようでした。

Midwifeとは、男と女の間にあり、出産を、新しいいのちの誕生を見守るという
尊い仕事をする人のことをいいます。

彼女の顔と、そのTIKIの顔が一瞬、だぶって見えたのでした。