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横浜入港シーン6 [ホクレア号]


渋いですね。このサングラスのお二人、、かなりベテランのクルーのようです。
ニット帽にはホクレアの文字が


フラグループの方たちの歓迎旗はナイノアさんにプレゼントされたようです。
女の子の手作りだったようですね。。

待っていた人たちとの記念撮影やサインにもこころよく応じ、
桟橋からなかなか出れないナイノアさんでした


ザ・ラスト ハカ ホクレア [ホクレア号]

日本航海最後の寄港地、横浜にたどり着き
クルーたちにいよいよホクレアを降りる時がやってきました。
その心情はいかばかりか、傍目には想像することは不可能です。

それでも、その表情やしぐさには深い達成感を味わったであろう
人間の真の強さがにじんでいます。

これからも、クルーたちはこのハカをさまざまな地で見せてくれることでしょう。
2007年「西の太陽を目指す航海」のホクレア船上での最後のハカは
美しく、力強く潮風にのり横浜の大地に響きわたりました。
ホロ イ ケ カイ (ホエ ホエ ホエ ホエ) 
ホロ オ カ イア (ホエ ホエ ホエ ホエ)  *一部です



ハワイからミクロネシアを経て横浜まで全行程を航海したクルーの一人
マカさんの野太い声はなんと魅力的だったことか


横浜入港シーン3 [ホクレア号]



王立カメハメハ1世騎士団の代表の方々がホクレアをお出迎えされた。
白い伝統衣装の方は航海カヌーマニアブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/hokulea2006/47552403.html#47563205
によるとハワイ文化継承者で語りべであるケリイ・タウア氏とあります。

カニエラ・アカカ氏によるチャントの詠唱が響いた


故タイガー・エスプリ氏の実弟ルイ・カニナウ=カベベ氏とタイガー氏の友人らの
フラ・ハラウはタイガー氏が完成させたというハカ<KamaKura>を披露した


船上で肩を抱き合うキャプテン ナイノアとキャプテン ブルース・ブランケンフェルド


横浜入港シーン2 [ホクレア号]


桟橋に向かっていたホクレアは方向を変え、一度帆をたたみかけました。
どんどん、私が待っていたパシフィコ横浜の方向に進んできました。

AM10:54 そしてまた、美しいクラブクロウ・セイルを広げて帆走しています。
かわいらしい鯉のぼりをつけています。

AM10:57 いよいよ、ぷかり桟橋への接岸秒読みです。


ホクレア横浜入港*ぷかり桟橋 [ホクレア号]

待ちに待った最終寄港地、横浜に本日ホクレア号は無事入港しましたね。
周防大島で私の撮影は終わりと思っていましたが、その後、たくさんの方に
写真を見ていただいていろんなメッセージを頂きました。
ここはやはり最後まで、時間が許す限り撮らなくてはいけないと
思うようになりました。
仕事とはまた別次元で、引き込まれる大きな力が動く時、素直に従い
ご縁を大切にしたいと気持ちを決めて、横浜に足を運びました。

まあ、ホクレア時間というものをなんとなく感じたので
ちょっと早めにみなとみらい駅のぷかり桟橋へ。(慌てないためにネ)

10時17分 だいぶ人が集まり始めています。


ハワイの歌やステキなフラも始まりました。

メディア取材の受付を済ませ、どのへんで待つかしばし、ウロウロして思案。
桟橋には行かず、こちらで少し離れて撮影することにしました。
お〜〜、ふと横をみると、昨日メールで「明日会いましょうね」と連絡しあった
ラジオ取材のKさんがいるではないですか。。
「そろそろベイブリッジの向こうにホクレアが見えたらしい」と。
そして、お〜〜、見えました。10時26分
帆を広げたホクレアがブリッジのあたりに姿を現しました。
ゆっくり、ゆっくり、進んでいます。。

(今日はとりあえず、ここまで、ゴメンナサイ。眠くて、、やっぱりマイペースです。
いやしかし、予想以上にすごい入港式でした。日本航海の終点ですものね)


ホクレアは横浜へ [ホクレア号]


向かっているんですよね〜。
入港予定は9日ということですが(変更なければ)
いろんなイベントが企画されていてこれは行く価値がありそうです。
http://www.yokohama-seafes.com/hokulea2007/index.html
中でも気になっているのが
最後の日(17日)の記念シンポジウムです。
「ホクレア号に学ぶ」
http://www.yokohama-seafes.com/hokulea2007/event_detail.html#15

これはホクレア航海ブログの翻訳者である加藤さんが企画し司会もなさるようです。
たぶんいろんな角度からお話が聞けるので、ホクレアが何を運んできて
私たち日本人がホクレアを通して感じたこと、受け取ったことをどう生かしていくのか、
考えるヒントになるのではないでしょうか。

たぶん、とっても興味深くて熱〜い話しが聞けそうな
気がします。。(日程変更には注意です)


番外編・ホクレアと打瀬(うたせ)船 [ホクレア号]

無事にお見送りが終わり、椋野漁港は人影もまばらに。
実行委員のみなさんが後片付けをされていました。
「お世話になりました」とご挨拶を。(ホントにお世話になったのです)
仲良くなった、Aさん、ラジオ取材のKさん、オーシャンらは
一緒に次の寄港地宮島へ向かうということで、そこでさよならしました。

ひとりバスに乗り、大畠から岩国へ向かい広島に行くはずが、、
なんと岩国の次は宮島口という駅で時計は午後1時ちょい過ぎ。
しかもホクレアの宮島入港が2時予定とKさんが言っていたことを思い出しました。
ありゃ〜これはなんだかタイミングがよろしいようで。
それで、まだ行ったことのない宮島にちょっと寄ってから帰ることにしました。
そういえば、打瀬(うたせ)船が来るって聞いていたし。。
そして、宮島行きのフェリー乗り場に向かっているとあらら、
先ほど別れたのご一行にばったり。
私とKさんはフェリー乗り場の前の大きな窓のあるレストランにてしばし待機。
ホクレアがいよいよ見え始めた時点でフェリーに乗り込みました。


福山市に現存する最後の打瀬船「内海丸」。
これが最後の航海になるかもしれないそうです。
なんとも趣のある帆の形をしています。

ということで、結局宮島には降りず、フェリーで2往復し帰路につきました。
2泊の予定を1日延ばし出航を見届けることができよかったと思います。
「いのちのプリズム」7月号にも記事を書き終え写真とともに入稿を済ませました。
とりあえずレポートはこれでおしまいです。。
そのうちにホクレア追想を少し加える予定です。どうぞ気長におつきあい下さいね。

・・お土産のHAWAII KONA KOFFEE豆を挽いて、お茶にします。・・


出航 [ホクレア号]

出航の朝、たくさんの人が見送りに来ていました。

息子さんが、たぶんお母様でしょうね、一生懸命話しかけていました。
「この船はねえ、エンジンがついとらんのよ。風で走るんよ」
ご婦人はそうかそうかと、うなずいていました。

前日、クルーから急きょ、帆を取り付けるためのパーツを作って欲しいと
頼まれた藤井木工のおやじさん。
「いや〜あの2日間は愉快じゃった。英語は通じらんでもねえ
しゃべるのは楽しかった。」と
クルーの方に自慢の木製ビアジョッキをプレゼントしたそうです。
「図面にサイン入れてもらって額にいれ飾ろう思うとるんよ」とも、、
このお話はずっと語り継がれるんでしょうね。


これは、ホクレアクルーから、大島のみなさんへ贈り物。
CDとハワイの塩とそして、使いこまれたパーツにみんなのサインが。



桟橋を離れ、ホラ貝の音が鳴り響きました。
そしたら、なんとホクレアは帆を広げているではありませんか。
たくさんの漁船が大漁旗を掲げてお見送り。大島商船の大島丸もやってきました。
感激。。


伴走船 [ホクレア号]


いつも、ひっそりとホクレアのそばにいた


無口だけれどお兄さんのような、カマヘレ


繋がっています [ホクレア号]

私ののんびりホクレア日記をいろんなご縁で読んで下さる方がいて
なんだか、今になってもじんわり温かな気持ちにさせられています。
みなさま、ありがとう。
昨日もこんなうれしくて、びっくりするメールが届きました。
ご本人の了解を得て一部を転載させていただきます。
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さて、子育てを言い訳に、今までガイアの上映会など、
ほとんどの素敵な機会を逸してきました。
でも、今回の第6番上映に際し、時間は自分で作るものと、
娘を初めての一時保育に預け、猛ダッシュで恵比寿に駆けつけました。

そこでの数時間、本当に豊かな体験ができました。
映画にしろ、本にしろ、素晴らしい作り手さんたちのおかげで、
私たちは、実際にはできないことも、追体験できるような気がします。
この映画に巡り合えた感謝の気持ちでいっぱいになりました。

そしてです。
導かれるようにその日、宮崎さんのサイトを拝見しました。

そしてです。
私のふるさとがそこにありました!驚きました!

私は周防大島の出身なのです。船乗りの娘でした。
生まれて高校卒業するまで、大島で育ったことが私の財産です。

宮崎さんのレポートと写真に、
ただただこの不思議なご縁を思わずにいられませんでした。
そして、大好きな瀬戸内のきらきら光る海がそこにあり、
涙が出るほど感動しました。いつも見ていたそのものでしたから。
大島の海を見せてくださって、本当にありがとうございます。

船乗りの娘だった私は、ホクレア号の無事航海を祈らずにはいられません。
ささやかですが、支援もさせて頂くことができ、嬉しく思います。
これもガイアを観て、宮崎さんのブログに触れることができたおかげです。

『全ての存在は繋がり、響き合う』
ガイアのメッセージを体感したこの数日間でした。  from イワモト
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ホクレアクルー荒木汰久治さん [ホクレア号]


日本人クルーの荒木汰久治さん


夕陽が沈む中、荒木さんのレクチャーを聞く
ホクレア宿泊体験する大島商船高専の生徒たち