アリゾナとカナダのコルテス島へ [ガイアシンフォニー]
七番の核になるという今回の撮影。
どんなシーンが展開するのでしょうか。
実はかなり興味深い内容のようでわくわくしておりますが
全身を集中させて、でもリラックスして行ってきますね。
ロケはちょっと長くて今月24日に戻ります。
気持ちはゆっくりと上昇中。
時間があったらケイタイから撮影の様子を報告できるかもしれません。
メールなどのお返事は帰り次第ということで
お待ち下さいね。では!
雪中キャンプの撮影シーン [ガイアシンフォニー]
私は近くの桜並木をゆっくりと歩きながら、桜を眺めていました。
桜だけでなく、今は植物の芽がどんどん伸びる時期なので
まるで背伸びをしているような植物たちと毎朝「大きくなってね」と会話しています。
パンジーやビオラはめいっぱい、これでもかといわんばかりに咲き誇っていて
ちょっと笑ってしまいますが。。
4月に入りいろんなことが動き始めたので
いつもよりネジを巻き巻きしながら過ごしています。
今は体調を崩さぬよう、心静かに波に乗る準備中です。
先日の新潟・雪中キャンプのことをほんの少しだけ。
撮影した写真をつらつらと眺めていて思ったのですが
雪景色って、やはり美しいですね。
そして、子どもたち 雪の中にいて雪にとけ込んでいます。
子どもって 雪ん子? 自然に近い存在なのでしょうね。
田舎育ちでなくても どの子もみんな等しく
雪の中で存在のみが浮かび上がって見えます。
子どもたちや高野さんの雪の中での様々な表情を
ガイアシンフォニーのニュースレターなどでぜひ見て下さいね。
ガイア七番の撮影で新潟へ行ってきました [ガイアシンフォニー]
行ってまいりました。
地球交響曲第七番の出演者・高野孝子さんの撮影です。
内容は、高野さんが行なっている子どもたちへの教育プロジェクト
「雪中キャンプ」。
雪、すごかったです。
落ち着いたらまたご報告しますね。とりあえず今晩は疲れをとるためおやすみなさい。。
伊勢神宮日記その2 [ガイアシンフォニー]
ガイアシンフォニーの撮影の他にも報道や記録のチームがいて
真っ暗な砂利道をザクッ、ザクッと音をたてスタンバイの場所へと誘導されます。
ちょっとずつ遅れ気味の私。監督が「大丈夫?何か持ちましょうか」と
声をかけて下さる。早歩きで歩くとダウンがしだいに熱くなり
途中で熱さに息苦しくなり脱いでしまう。
防寒に力を入れすぎてしまいました。
カメラの場所決めをしてしばし待つ時間
お産を待つ時間に少し似ているかもしれない
周りにはたくさんの人がいるけれど
闇の中に自分もとけ込んだ感覚でファインダーをのぞく
たいまつの火 なんて美しいのだろう
赤い炎が神官の姿や森の木々を照らしている
遥か昔からずっと繰り返されてきたであろう、神と自然への祈りの儀式
ここに私はどうして運ばれたんだろうか
それも神さまのお導きなのかな
たいまつと提灯を手にした参進の列がゆらりゆらりと彼方からこちらに向かい始めていた
伊勢神宮日記その1 [ガイアシンフォニー]
12月16、17日と地球交響曲第七番の撮影で伊勢神宮に出かけました。
私は写真を始めた頃に毎日写真塾だったかのバス企画ツアー
伊勢志摩めぐりとかなんとかで参拝した記憶がかすかに残る2度目のお伊勢参りです。
東京駅から新幹線に乗り名古屋駅で近鉄に乗り換えです。
宇治山田駅で下車、レンタカーで皇大神宮(内宮)に向かいます。
到着後すぐに打ち合わせがあり、細かな撮影の手順などが話し合われました。
今回の撮影のメインは、年に2回6月と12月に行なわれる
「月次祭 (つきなみさい) 」という伊勢神宮で最も大切な祭りのひとつで、
このお祭りは夜10時頃から深夜にかけて執り行われるのです。
担当の方と監督、クルーのメンバーの打ち合わせ後、神宮の中のお社や別宮など
お祭りのお祓いや参進の実際のコースを案内していただきました。
天照大御神がまつられる神宮の森の気配はやはり格別です。
この凛とした空気感は威厳のある大木たちのせいでしょうか。
五十鈴川の清流のせいでしょうか。
美しい木漏れ日が、深い樹木の濃緑の枝や柔らかな黄緑色の木の葉や
薄暗い木の幹にぽっと射すさまを目にすると
目には見えないけれど何か存在の気配が感じられます。
苔むした巨木の胴体は、どれだけの年月、雨や風を受けいのちを繋げてきたのでしょう。
時間が止まるかのような不思議な感覚におそわれ
身体と心が一斉に清められるような気がしました。
祭りは暗闇の中、たいまつと提灯の灯りだけで行なわれるとのことで
身体の奥底から武者震いがし、神様の領域でカメラを構えることの
緊張感に包まれました。
初日、神宮を下見の後宇治橋を渡る龍村監督とクルーのメンバー
近くのホテルで身支度をし、夕食をとった後にワゴン車に乗り込み
いよいよ宇治橋前に集合です。
ホテルの部屋で夕陽をながめる
地球交響曲第七番の撮影へ [ガイアシンフォニー]
七番の撮影はすでにいくつか始まっているようで、私が参加するのは今回が初めてです。
先日、打ち合わせのため龍村仁事務所を久しぶりにお訪ねしました。
監督の七番への意気込みが静かにずしりと伝わってきました。
六番の完成試写会の日に「また一緒に旅をしましょう」と監督にいっていただき
それから2年と少しの月日が流れました。
その間、監督とプロデューサーのゆかりさんは、コツコツと七番の制作に向けて
歩んでいらしたのですね。
そして、様々な困難をクリアーにしながら光が差し始め
ようやくクランクインができたとうれしそうに語られました。
映画製作資金への協賛募集のリーフレットには
「全ての生命が潔く、健やかに生き続けるために」とあります。
ページを開くと、そこには日本の原風景ともいえる美しい風景、稲穂の写真や
神社の鳥居、そして七番出演者の穏やかで美しい笑みが飛び込んできます。
五番、六番とご縁をいただき、また七番への旅に参加できること
心引き締め、臨みたいと思います。
共に奏でる仲間の募集に関して
興味のある方は地球交響曲公式サイトにて詳細をご覧下さい。
http://www.gaiasymphony.com/
撮影の裏話し、また何か書けることがあったらUPしていきますね。
地球の祈り [ガイアシンフォニー]
9月末、映画地球交響曲の龍村仁監督とプロデューサー龍村ゆかりさんの共著
『地球の祈り』が出版され、恐縮にも本を送っていただきました。
龍村監督の生のお話しにはいつもぐいぐい引き込まれてしまうのですが、同じように
本にもものすごいペンの勢いとゆるぎない力があり、私はいつも夢中で読んでしまいます。
この新刊は地球交響曲第四番、第五番、第六番にまつわるお話しをお二人がそれぞれに
綴っておられます。製作過程での出演者とのさまざまなエピソード、
映画の大好きなシーンに関する記述に出会うと途中胸が熱くなり、
つい何度も何度も読み返してしまいました。
そして、あ、映画と同じだ。ガイアシンフォニーは一度より二度、二度より三度と
見れば見るほど、その時の自分の受け取り方、感じ方が違っておもしろくなるのですが
この本もまさに映画と同じく、何回読んでも飽きないし、
読むたびに理解が深まる感じです。
それから、このスマートさ。無駄な言葉はほとんどありません。
言わなくてもいいことは書いてない。
伝えたい言葉がぎゅっと凝縮されているのです。
それも、たぶん映画と同じで、潔く削ぎ落とされているから
言葉がすーっと身体にしみ込んでゆくのですね。
森の中で風を感じながら、あるいは海のそばで波の音を聴きながら
ベンチに腰掛けてゆっくりとページをめくりたい、、、
そんな欲求が沸き上がってきます。
読んだ後には何かが変わるかもしれません。
爽やかな風が吹き渡り、小さな1歩をまずは歩みだしてみようと
心に誓えるかもしれません。
ガイアシンフォニーを見た方はもちろん、まだ見たことがない人にもぜひおススメです。
地球交響曲第六番DVDが発売になりました [ガイアシンフォニー]
封を開けてみると、現れたのはなんと地球交響曲第六番のDVDでした。
パッケージの中には、監督からのメッセージに六番の35ミリフィルム6コマが
添えられていました。
このフィルムは、監督や制作スタッフが最終確認をするためのフィルムだそうで
そのような貴重なものをいただけるなんて、、もったいないことです。。(感謝)
私がいただいたものには、シタール奏者ラヴィ・シャンカール氏のコマが入っていました。
DVDはガイアシンフォニーオフィシャルサイトのオンラインショップ
http://www.gaiasymphony.com/dvd_gaia6sp.html にて注文可能です。
カットフィルム付き特典は、初回生産のみだそうですので、お早めに
土曜の夜だし、これから六番ゆっくり鑑賞いたします。うれしー。
地球交響曲の記事 [ガイアシンフォニー]
少し前になりますが朝日新聞に地球交響曲の記事が出ていました。
写真はモノクロでしたので、せっかくなので、カラーでご紹介。
釧路湿原キラコタン岬にて
http://www.asahi.com/culture/movie/TKY200706160121.html
ガイアの仕事・インド6 [ガイアシンフォニー]
今月28日からいよいよ東京都写真美術館で地球交響曲第六番のロードショーが始まりますね。
そして、同時に全国での自主上映が開始されます。
というわけで、久しぶりのスチール撮影の裏話、、
またまたインドでのお話です。
ラヴィ・シャンカール氏の撮影が終わり、デリーからリシュケシに向かったことは
前に書きました。
バスの移動途中、龍村監督とカメラマンの赤平さんは車窓から撮影できそうな場所を
いくつかチェックしています。
日が暮れて満月がぽっかりと浮かんでいました。
こんな時自然現象はまってくれないので、赤平さんが「カメラ準備して」というと
クルーのみんなで速やかに機材を車から降ろすのです。
リシュケシに着くと、ホテルは急な坂の上にあり、大きなバスは中に入れないため
機材やみんなのトランクをバスから別の車に移してからホテル内に入りました。
機材を入れる部屋からはガンジス河が一望でき、最後の日、ガンジスをバックに
監督のインタビュー撮影がこの場所で行なわれました。
(DVDスペシャルパッケージに収録されています)
地球交響曲第六番のポストカード [ガイアシンフォニー]
お年賀のハガキをいただきました。
いよいよ、4月下旬より東京都写真美術館ホールにてロードショーが
スタートするそうです。
そして、龍村仁監督から直筆のうれしいメッセージが書かれていました。
それは涙が出るほどうれしい言葉でした。
六番からはなにか、計り知れない大きな叡智を感じました。
今まで知り得ない世界をいくつも見せてくれるのは、映画を見る醍醐味です。
わからないからこそ、もっと知りたいという欲求にかられます。
「ナーダ ブラフマー = 世界は音なり」 六番に描かれるこの真理を
おおいに想像し、自分の未だ閉じた五感を開いてみたいと思うのです。
radio TINGARA [ガイアシンフォニー]
今日は一日冷たい雨が降っていました。
確実に冬に向かっている感じです。
朝からいくつか仕事を片付け、午後は急なお産に飛んでゆき
あっという間に一日が終わりです。
(帰路の途中ようこちゃんと会いケニアの豆シチューをいただいた。
すごく美味しかった。)
さて、皆さんPodcastはご存知ですか。
iTunesにお気に入りの番組を登録して聴いている方もたくさんいらっしゃると思います。
私もいくつかの番組を登録していますが、一番のお気に入りは『radio TINGARA』。
地球交響曲第四番、五番のエンディング曲でおなじみのユニットTINGARAの
hideoさんとtsugumiさんが毎回楽しいおしゃべりを展開していて
今、人気急上昇中。。
様々な分野で活躍されているステキなゲストが登場したり、
沖縄の版画家 名嘉睦稔さんの展覧会や
野外(屋外)でおもしろいイベントのレポートを届けてくれたり、
TINGARAの音楽制作の話しをしてくれたりすご〜くおもしろいのです。
(みなさんもぜひ登録してみて下さい。)
私は以前から暗室作業中によくTINGARAのCDを聴いていたんですが
今はこのradio TINGARAが更新されるのがすごく待ち遠しいのです。
で、実は、今日UPされたものにasamiさんと2人で出演していま〜〜す。
12月3日の地球交響曲第5番上映会の動員のお手伝いにとhideoさんが
asamiさんに声をかけて下さり私も一緒に付き添ったのです。
土曜の夕刻に京橋のボクネンズアート東京で収録があったのですが
楽しくおしゃべりして来ました。(もちろん主客はasamiさんです)
ぜひ、聴いて下さいナ。
そして、千葉近辺の方、お時間のある方ぜひ木更津までおいで下さいませね。
http://www.tingara.com/mt/
上の写真は映像作家でもあるhideoさんがデザインして下さった
radio TINGARA用のフォトグラフです。(いいでしょ。。)